音域の広げ方

【決定版】音域を広げるために大切なことをすべて解説します

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プリセット6
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もっと高い声が出たら…

プリセット4
プリセット4

カラオケで気持ちよく歌いたい!

そう思ったことはありませんか?

結論から言うと、誰でも確実に音域を広げることはできます。

しかし、闇雲に練習しても、なかなか思うように音域は広がりません。

それどころか、間違った方法で練習すると、声帯を傷つけてしまう可能性もあります。

そんなあなたの願いを叶えるために、ぜひ最後まで読んでみてください。きっと、新しい発見があるはずです!

この記事を読むと、

この記事を読むとわかること
  • 誰でも音域を広げられるか
  • 音域を広げるのに大切な4つのコト
  • 音域を広げるのに必要なコトの習得方法

といったことがわかります。

音域が伸びないと悩んでいる方、ぜひ一度この記事を読んで、いまの自分と照らし合わせてみてください。

音域を広げるために、がむしゃらに練習しないでください

「音域を広げたい!」と意気込んで、毎日長時間、がむしゃらに練習していませんか?

毎日歌っていれば喉が強くなって、高い声も出るようになる…と、10年前の私もそう思っていました。

大きい声をだして、高い声をキリキリと出して、いつかは楽になるだろうと練習していたのですが、全くダメ。

それどころか、1時間も歌うと喉を壊してしまって、常にボロボロの状態でした。

音域がなかなか広がらないと言う人は、一度立ち止まって、これから解説する要素を一つずつチェックしてみてください。

音域を広げるために大切な4つの要素

音域を広げるには、以下の4つの要素が大切です。

  • 大きい声を出さない
  • 喉や身体をリラックスさせる
  • ファルセットを習得する
  • ミックスボイスを習得する
  • 歌を細かく覚えて、音の運び方を研究する

すぐに実践できることから、正直かなり難しいことまであります。

ですが安心してください!すべて解説しますし、一つずつやっていればきっとできるようになります。

大きい声を出さない

まず、大きい声を出さないということを心掛けてみてください!

カラオケとかマイクのある場所だと、実はそんなに大きな声を出さなくて良いことが多いです。

高い声を出そうとして声がひっくり返っちゃう人は、基本的に声が大きすぎると思ってください。

お風呂で鼻歌で歌う程度を基準にして、マイクの音量を調整してみると良いですね。

「大きい声出さないと歌った気がしない…ストレス発散にならない…」と思うこともあるかもしれませんが、そこはグッと我慢。

音域を広げたいのならばご法度なので、好きな曲を上手に歌えるように抑えてみてください。

ちなみに、大きな声を出さなくても大きな声が出る「共鳴」という技があります。

鼻のあたりや胸に音を響かせて、音を大きくリッチにする技で、プロが軽々大きな声を出せてるのはこれが理由です。

音域とは直接関係はないですが、共鳴ができると歌がめちゃくちゃ上手に聞こえるので、気になる人は一度こちらの記事も読んでみてください。

あわせて読みたい

歌が上手いと言われる必殺技!鼻腔共鳴の使い方

喉や身体をリラックスさせる

大きな声を出さないことと少し被るのですが、高い声が出ない理由の一つに”緊張”があります。

高い声を出そうとしたり、ロックだからと強く出そうとすると、喉や首周りに力が入ってしまうことがあります。

歌うときに力をなるべく抜くというのを意識してみてください。

気が抜けたような声になるのでは…という心配があるかもしれませんが、意外とリラックスと声のハリは関係がありません。

また、歌う前のストレッチやリラックスも大切です。

  • ジャンプしたり手をブラブラさせてリラックスする
  • 首周りのストレッチや、肩のストレッチをする
  • 唇を震わす「リップロール」、舌を震わす「タングトリル」をする

など、主に首回りや口の筋肉をリラックスさせてあげてください。

私もよく音域が狭くなってしまうことがあるのですが、整体にいくとビックリするくらい高い声が出るようになります。

歌において身体は楽器ですから、しっかりメンテナンスしてあげることが大切ですね。

ファルセットを習得する

実際に高い声を出す方法として、まずはファルセットを練習してみてください。

ファルセットはいわゆる裏声と呼ばれるやつですね。

ファルセットなら高い声が出るという人も多いのではないでしょうか。

ファルセットは、バラードを歌うときに使うイメージが強いですが、ロックを歌う人は要らないかというと、そうではありません。

後述するミックスボイスにも関わってくるのですが、地声でもミックスでも、まずファルセットで出ない高さの声は出ません。

そしてこのファルセットをベースに、強く深い音に仕上げていくので…

まずはファルセットを綺麗に出せるようになることが、音域を広げるための近道ですよ!

ファルセットでもなかなか高い音が出ない人、ファルセットがかすれてしまう人。

また、ファルセットは出るけど小さすぎて使い物にならない…。

そういう人は、リラックスと共鳴を覚えて少しずつ芯のあるファルセットが出るように練習していきましょう!

あわせて読みたい

音域を広げるのには必須!?ファルセットを習得するまでのすべて

ミックスボイスを習得する

音域を広げるためには、ミックスボイスを習得するのが最強の必殺技です。

ミックスボイスは地声とファルセットを混ぜた発声方法です。

音域を広げたい人のほとんどが、恐らくミックスボイスを習得したいのだと思いますが…これが実に説明も習得も難しいんですよね。

そもそも、地声とファルセットの区切りは曖昧で、日常会話でも実はミックスボイスを使っていたりします。

ただこのミックスボイスを、歌の中で、高い音で、綺麗な音で、出すのが非常に難しいんですよね。。。

コツとしては、ファルセットに地声の成分を混ぜていくということです。

地声を高くするという方向だと、恐らく上手くいかないんじゃないかなと思います。

ですので、ミックスボイスを上手に使うためにも、ファルセットの特訓を並行してやっておいてください!

ミックスボイスの細かいコツを知りたい方はこちらもどうぞ。

あわせて読みたい

音域を広げる必殺技!ミックスボイスを習得するまでのすべて

歌を細かく覚えて、音の運び方を研究する

音域が狭いという人の中には、単発の音なら出るけど歌だと使えないという人も多いと思います。

それには2パターンありまして、

  • 高音を無理な出し方で出している
  • 歌の中で、高音が出せる形作りが間に合っていない

という2パターンかなと思います。

そもそも無理して高音を出しているということなら、ファルセットの練習からしっかりやって欲しいのですが…

歌の中でのセッティングが間に合っていないだけなら、すぐに歌えるようになる可能性があります。

例えば、「ドレミファソ~」と高くなっていくときに、ソの音が高くて出ないとします。

この場合、ソのときだけ高音を使う喉を意識しても、間に合わないんです。

実は、ファの時点でソと同じ喉の使い方をしておくと、スムーズに音程を行き来できるんです。

「置いておく」なんて言ったりもしますが、楽なうちにセッティングを完了させてしまうという技も練習してみてください。

音域を広げるために大切なことまとめ

音域を広げるためのコツなど解説してきましたが、まとめると

音域を広げる方法まとめ
  • がむしゃらに声を出すことで鍛えようとすると、逆効果
  • 音域を広げるためのコツを、一つ一つ習得するのが一番の近道です
  • 大きな声を出すとひっくり返ってしまうので、控えめで
  • 身体や喉のリラックスはとても大切。歌う前にストレッチも効果的。
  • 高音を出すにはファルセットを極めることが大切!
  • ファルセットに地声を混ぜる、ミックスボイスにも挑戦
  • 歌を分析して、喉の形を一音一音作ることで、歌でも使える高音になる

音域を広げることは一朝一夕では難しいですが、きちんと練習すれば少しずつ音域は伸びてきます。

諦めずに好きな歌を気持ちよく歌えるように特訓していきましょう!

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