割り箸を噛んで音域を広げる方法がある!?
割り箸を噛むと音域が広がるって…どういうこと?
そんな風に思った方もいるのではないでしょうか?
実は、割り箸を噛むことで口の周りの筋肉が鍛えられ、音域を広げる効果が期待できるんです。
割り箸を噛むというシンプルな方法で、音域を効率的に広げられるとしたら、試してみる価値はありそうですよね?
「でも、本当に効果があるの?」「やり方は?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
そこで今回は、割り箸を噛むことで音域を広げる方法とその効果について、詳しく解説していきます。
この記事では、
- 割り箸を噛むと音域にどんな効果があるか
- 割り箸を噛んで訓練する方法
- 割り箸以外で同じ効果が出るもの
といったことについて解説していきます。
割り箸を噛むことで本当に音域を広げられる?
割り箸を噛んで声を出すと、顎や喉の形が適切になるため、高い声が出やすくなります。
ボイトレ用語で「喉を開く」なんて聞いたことないでしょうか?
喉にグッと力が入って締まってしまうと、高い声が出ないだけでなく喉を壊しやすかったりと、いろんな弊害があります。
喉を開いてあげると、リラックスして高い声が出せたり、声が太く芯ができたりといい効果がたくさんあるんですね。
つまり、割り箸を奥歯で嚙んだ状態は、簡単にこの「喉を開く」ということを経験させてくれます。
割り箸を噛んだときの状態を覚えたり、身体に馴染ませてあげることで音域を広げることができるんです。
割り箸を噛んで音域を広げるための練習方法
割り箸を噛んでもただ噛むだけでは意味がないので、正しい練習方法を解説していきます。
- 割り箸を軽く奥歯で噛む
- 低い音から高い音まで発声練習をしてみる
- 普段ギリギリ歌えないキーの曲を、割り箸を噛んだまま歌ってみる
- 割り箸を外して歌ってみる
割り箸を奥歯で軽く噛む
まず割り箸の噛み方ですが、割った状態の割り箸を、一本ずつ左右の奥歯で噛んでください。
そうすると、顎の奥から下に開く感覚がわかると思います。
これが、喉が開いてリラックスした状態になります。
そして、噛むときはなるべく力を緩めて、落ちてしまうギリギリくらいの強さにしてください。
割り箸は手で持ったままで大丈夫なので、顎の形や力加減の方を意識してくださいね。
しっかり噛んでしまうと逆に力んでしまったり、割り箸をなくしたときに効果が全くなくなってしまうので、あくまで正しい位置を意識するために使ってください。
割り箸の使い方はこれだけです。
発声練習をしてみる
割り箸を噛んだら、次に発声練習をしてみてください。
特に言葉とかはいらないので、低い音から高い音まで、「あ~~~↺」と出してみてください。
なんとなく力が入らずにスムーズにでる感覚がわかると思います。
このとき、声がかすれてしまったりひっくり返ってしまう場合は、声を強く出しすぎか、割り箸を強く噛みしめている可能性があります。
リラックスして発声練習をやってみてください。
割り箸を噛んだまま歌ってみる
発声練習が終わったら、割り箸を噛んだまま歌にチャレンジしてみてください。
普段ギリギリ出ないとか、出るけどキツい曲を選ぶのが良いと思います。
男性ならback numberの「高嶺の花子さん」とかが、ちょうど鬼門かなと…
歌うときは、歌詞は一応歌いますが割り箸を噛んでいるので「あ」とか「え」に近い感じになると思いますが、それでOKです。
いつもより楽に歌える感覚があれば、割り箸の効果は出ています!
割り箸を外して歌ってみる
最後に、割り箸を外した状態で歌ってみてください。
歌えるようになってたら最高ですね!
もし、割り箸アリなら歌えたのに、ナシになった瞬間歌えなくなったとしたら、そこが練習すべき苦手なポイントです。
- 割り箸を外したことで、喉の開きがなくなってしまった
- 喉に力が入ってしまうようになった
- 「あ」とか「え」では歌えたけど、「う」など苦手な言葉がある
主に思い浮かぶのはこのあたりでしょうか!
割り箸を噛んだ状態と、外した状態で何が違うのか、分析してみてください。
割り箸を噛んで音域を広げる方法まとめ
割り箸を嚙んで音域を広げる方法について解説してきました。
まとめると、
- 割り箸を噛むことで、「喉が開く」感覚を体験することができる
- 方法は、割った割り箸を、左右の奥歯で優しく噛むだけ
- なるべくリラックスして、割り箸は強く噛まないようにする
- 割り箸を噛んだ状態で発声練習をすると、喉を開いて声を出す感覚がわかる
- 普段つらい歌を、割り箸を噛んだまま歌ってみると、少し楽になっているはず
- 割り箸を外して高い音が出なくなったら、そこが練習するポイント!
高い声が出ないけど、何から練習して良いかわからない人は、ぜひ一度この割り箸での練習を試してみてください!